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阿佐谷腐れ酢学園

腐れ酢はギャグ漫画であると同時にストーリー漫画で、さらにはSF漫画とも言えるんじゃないかとプックン思っている。そしてこれこそがジスイズSABE先生の漫画だとも。

SABE先生は作品のなかで嘘を言わない。いかにも思いつきでデタラメにみえる事象も、それが嘘ではないことを物理的に説明しようとする。そして執拗なまでに物語の連続性が維持される。この2つはストーリー漫画が持続するための要素だが、にもかかわらず、いつの間にかシリアスな展開になっていたり、よくわかんない絶対悪に立ち向かうハメになっていたりしないのは、SABE先生が馬鹿なことばかり思いつくからである(鹿とか)。腐れ酢とは、馬鹿なことを生産し続けるSABE先生の天才と、その馬鹿なことを全て物理的に解決し、かつ執拗なまでに世界を連続させようとするSABE先生の異常性が奇跡的にバランスした作品であり、このバランスを持った作品をSABE先生がまた書けるかというとプックンが言うのもなんだがそれはわかんないよという気がするので読まないと死ぬと言ってしまっていいと思う。阿佐谷腐れ酢学園の

精神鑑定で「終わってる」と出た者だけが入学できる学校。
学年無しクラス無し年齢制限無し。
卒業条件は人生をやり直せるようになったら。

という設定すら本当だしな。一度入ったら死ぬか組長の妾になるか売り飛ばされるか、よほど極端な目にあわないと出られない。男でも肉体を女に改造されて妾にされたりするが、そういう目にあっても学園のなかで一個人として存在し続ける。こういう執拗さは客に向けたエンターテイメントとは逆の方向性というか、SABE先生の内向きの宇宙のなかにウンコ太郎やフロコゾーやフード女やペン虐さんが存在していて、それを生活のためにやむを得ず見せている、のではないか、と思う。

SABE先生は面白くしなければいけないのでキャラクターに酷い扱いをするが、どんな酷いことになってもキャラクターは生きていかなければならないし、残酷な世界はそれでも続いていく。SABE先生の描く因果に支配された世界は、地獄組の女の頃からずっと続いている。

テーマ:マンガ - ジャンル:アニメ・コミック

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