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おれ達には文学しか無いッス

「春の文学フリマ2008」に出展したら本がうれた。はじめてのマトモな売り上げでした。
いままでの販売実績と比較すると
・COMITIA82 → 2冊
・TAT-HON02 → 6冊
・春の文学フリマ2008 → 27冊 (委託された本3冊含む)
というわけで超すごく神。コミティアとかコミケに文句を言いたいわけではないのです。言いたいのは、やはり文学は文学のイベントで売らないとダメかもなということです。(実は「コミックマーケット73 → 0冊」という実績もあるのだが、友達のブースに置かせてもらった関係でジャンル違いだったこともあり、今回の比較では除外。)

数字だけでなく、お客さんから受ける印象も全然違いました。コミティアははっきり言って相手にされてない感じでした。うちの本を手にとってくれたらもうその時点で神というくらいレア。せっかく手にとってくれても中身は文字ギッシリ系なのでガッカリして置いていくという感じでした。(売れた2冊は、知り合いと、近くで文章のブースを出していた人でした。)コミティアについては、お客さんははっきりとマンガを目当てに来ているという印象。文学は、よほど知名度が上がらない限り、コミティアでは出してもしょうがないかもなと思った。

TAT-HONはかなり特殊なイベントでした。文章とマンガとイラストが入り乱れている感じ。お客さんも、何かを目的に来ているというよりも、何か面白いものはないかな~と探しているという印象。「これ何ですか?」と聞いてくるお客さんが多い。そして話しているうちに興味が出て買う、みたいな。落書きコーナーとか時刊新聞などの企画もあり、出展者が楽しめるイベントだなと思いました。(たぶん元々そういう意図があるんだと思います。)売り上げは上に書いたとおりですが、客自体が少なかったこともあり、来客数あたりの売り上げは文学フリマの半分くらいという印象。

文学フリマはもう最初から文学を読みに来ているお客さんばっかりなので、うちの本みたいに表紙が地味で挿絵が少なくて文字ギッシリなものが歓迎されているように思えました。そして立ち読みっぷりがすごい。委託された1つを含めて4つ置いたのですが、4つぜんぶ立ち読みして行く人が結構いた。文章の立ち読みって結構時間がかかるので、ずーっと読んでる。これがすごい緊張。そして売れると嬉しい。「じゃあこれとこれ」とかって2冊かってくれた人もいたのですごい。買ってくれなくても、じっくり立ち読みしてくれると、ああ僕はここにいて良いんだなと思えて精神的でした。

アマチュアで創作をやる人間は、少なくとも最初は、名前も知られていなければ、評価もされていません。特に二次創作でない場合、作品をまずは手にとってもらえる場というのは、とても貴重です。中でも文学は、マンガやイラストと比べて、表紙から読み取れる情報が少ないので(ラノベは別?)、なかなか手にとってもらえません。需要自体も少ないのかも。そういう状況なので、現時点でおそらく唯一の文章オンリーのイベントである文学フリマは、僕にとっては最後の砦かもしれません。僕はもともとインターネットで小説を書くことを諦めて、同人誌の世界にきた人間なので、この砦が崩れたら他に読んでもらう方法が今のところ思いつきません。出版社相手じゃ箸にも棒にもかからないしな。

※参考
http://d.hatena.ne.jp/jugoya/20080511

テーマ:同人小説 - ジャンル:小説・文学

コメント

コミティアで文芸系小説で勝負している者として、ひとこと。
中身がわかるようなディスプレイ(看板、帯…etc)をしていますか?
同人誌即売会は、本を置いておけば見てもらえる場所ではありません。
漫画主体のコミティアでも、小説本を求めてくる人は少数ですが存在します。そういう人に対してのアピールは必要です。

コメントありがとうございます。
ディスプレイについて、全くおっしゃる通りだと思います。コミティアは初参加のイベントだったこともあり、何にもわからないで行ってしまったので、机の上に本を載せただけという有様でした。近頃は多少工夫して、ポスターとフリーペーパーを使っているので、もし次にコミティアに参加することがあれば、もう少し良い感触を得られるかもしれません。

ただ、やはりコミティアというイベントは敷居が高いと感じます。おっしゃる通りアピールは重要ですが、最初からそういうことが得意であればともかく(業界のひととか)、そうでない場合は、いきなりというのは難しいのではないでしょうか。同人サークルを始める場合、普通であれば(普通が何なのか怪しいところですが)まずは小規模なオンリーのイベントから参加して、徐々に大きいところに進出していくのが、やりやすいんじゃないかと思います。ところが、創作でかつ小説本となると、そもそもオンリーと呼べるイベントが文学フリマくらいしかありません。僕は前回の文学フリマで落選してコミティアへ流れた経緯があるのですが、あの冷たい空気を体験して、次もコミティアで頑張ろうという気にはなれませんでした。

コミック業界の隆盛のバックグラウンドに同人の活力があったとすれば、敷居の低い草の根的なイベントは新しい人を招き入れるために重要だったと考えます。小説にも同じことが言えるのではないでしょうか。僕はこれから同人で活動を続けるにあたって、オンリーのイベントが文学フリマだけだという事には不安を感じています。

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