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エポック・メイキング

BLANK MAGAZINE VOL.04『エポック・メイキング』は第十三回文学フリマにて購入したのだがこいつはまさにエポック・メイキング。これは本の形態をとりながら見せられる新しいことに挑戦していて、しかも小説なのだ。僕の客としての文学フリマでの達成度は、この一冊だけで500%を軽く超え、大気圏をつきやぶった。嘘だと思うならお前も読んでみろと思います。

なにがすごいのかというと、まず外見であるが、↓この表紙の絵だと簡単には伝わらないと思うが、実はまさかの変形本である。しかも角は面取り。丸いんである。

http://blankmagazine.tumblr.com/bm04

で、中はどうなっているかというと、三話で構成されているのだが、一話目はデカめのフォント一段組、二話目はフォントが小さくなって二段組、三段目は三段組である。スゲエ。こういう構成は、評論系の同人誌では見たことがあったけど文芸同人でははじめてみた。

この構成の何がすごいのかというと、文字を追うスピードが変わるんである。つまり三段変速であり、文体でわざとゆっくり読ませる技法は昔からあるが、この本はポイント数と段組とで実現しているのである。おまけにこの方式は、小説はちょっと立ち読みしただけでは内容がよくわからないという問題も解決している。僕は本気でパクろうと思ってる。

さらに第一話に着目すると、見開き二ページにつき二つから多くて三つの章にわかれ、それぞれに章タイトルがでっかく書かれている。細かく章をわけてタイトルをつける、という技法は児童文学ではやられてきたが、前に書かれていたことを検索しやすい、という利点を僕は発見した、というか、させられた。第一章である「エポック・メイキング」は、章タイトルを目印に、戻ったり、進んだりしながら読ませる書き方をしているのであって、僕はまんまとのせられたのだ。

小説が本でやれることはまだまだある。この本を読んで、そう感じないやつなんかいないだろう。
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テーマ:同人小説 - ジャンル:小説・文学

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